1999年のその日は、失意の底に沈んでいました。
心から大切な人の命が限りあることの現実に直面し「少しでも健やかでいられますように」と祈る日々の中で〝強い意志〟が湧いてきました。
その意志の声は、
『大切な人とすごせる、今この時、今日この一日を慈しもうよ。』
『ネガティブな状況にあっても、挫けそうになっている時にも、ほんの少しでも、光を見出す工夫を続けていこうよ。』
の2つでした。
道に咲く花々が、どなたか親切な方のお手入れのお陰で、見事に調和です。
そして〝問い〟が生まれました。
『この人の命の流れとフィナーレは、自然界の生物としての生命の流れとしてホントに自然でいられたのか?』
『自然の摂理に則った、命の流れだったのか?』
の問いです。
この〝意志と問い〟は21年経った今も、羅針盤のように行動を導いてくれています。問い続けることが行動になり、行動することを通して、出会いに恵まれました。
「先人たちの叡智を深く学び修めるチャンス」、様々な人と交流するチャンス、交流する中から「お互いに厳しい状況でも知恵を出し合い乗り越える経験」「ホンネをこぼしあっても途切れない関係性や心の深い信頼関係へと成熟していく経験」などを通して…
人の営みは、自然と調和することで、可能性の宝庫のように感じています。
そして、ほんの少しでも〝明かり〟をともす存在に、ひとりひとりがなっていけることを信じています。
2020年の今日この頃が、新型コロナの影響でこのような状況になるとは思いませんでしたが、こんな時だからこそ、4つの感謝を忘れずに過ごしたいです。
「慈しみ、育ててくれた大切な人への感謝」
「いつも当たり前に、そばに一緒にいてくれる人への感謝」
「ここに来れば、温かく迎えてくれる人への感謝」
「この平和な日常のために、戦ってくれている人への感謝」です。
あなたご自身と、あなたのご家族・大切な方々が、ご無事でありますように
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