1、内臓マニピュレーション
2、ロルフィング®︎シングルセッション
3、ロルフィング®︎シリーズセッション
4、メンテナンス コース
時間と料金 | |
90分 15,000円
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※各セッションとも時間と料金は共通です。 90分という時間は、身体の内面や自己の感覚にゆっくり向き合い、身体が必要とする変化・統合のサイクルが一巡りして完了する時間です。
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セッションメニュー |
対象や特徴 |
内臓マニピュレーション |
『便秘やお腹が下るなどの不具合を繰り返す方』『首周りや胸・お腹の中のフリーズした固まった感や窮屈さの解放を求めていらっしゃる方』『疲労困憊寸前で疲労回復の流れを導く必要性を感じている方』におすすめです。安全な環境で、ゆっくりと信頼関係を築きながら、自律神経の働きへの気づきを助け、落ち着いて身を委ねて内臓機能の回復のための時間を確保してあげましょう。 「自然な癒し・健やかな自己回復」の系セッションです。 |
ロルフィング®︎ シングル | 「重力を味方にするってどんな感じ?」「ロルフィング®ってどんなのか試してみたい」など、興味を持った時に素直に受けて頂けるセッションです。一回完結です。 |
また、ロルフィング®10シリーズセッションをご検討中の方向けの体験セッションとして、また10シリーズを修了されたのアフターフォローのセッションとして単発的にご活用いただけます。 | |
ロルフィング®シリーズ | 姿勢・身体表現や使い方を根本から見直したい方。「重力と共にある姿」「姿勢~重心の自己調整のスキルを磨く」系セッション |
メンテナンス コース |
定期メンテナンスは、整った姿勢や結合組織や筋膜組織を頻度を決めてケアしていきます。 結合組織は、日々生成されます。時々整備してムラの内容に保つことも大切です。 テーマ別メンテナンスは、身体の構造と機能の気になるテーマに応じて期間と頻度を設定しケアしていきます。 |
内臓をとりまく内的環境を整えていくためのワークです。腹腔や胸腔内の緊張や蓄積された滞りを解放していくプロセスとなります。
普段気づかない身体の内側の結合組織の緊張を解放していきます。内臓自体の本来の働きを取り戻して行きます。すると内臓やその他の組織の固有の律動(リズム)の動きがあることへの気づきや、各内臓同士のリズムが調和して、全体として機能している自然に回復し本来備わっているホメオスタシスの流れを整えていくワークです。
2種類のワークから構成されています。『モビリティーワーク』と『モティリティーワーク』です。前者は内臓が働くのに必要な空間を作っていく事を目的に、実際の動きをガイドしていくワークです。後者は今この瞬間も働き続けている内臓固有の律動(リズム)への気づきを目的に、内側から外側へと伝わる律動に意図を向ける事で、妨げとなっている固着や緊張を自ら解放していくワークです。
ワークの後は、身体の内部の流動性が改善されます。無意識のうちに身体の深いところで固めてしまっているところに癒しの流れがゆきわたるような、ほんのり温かな波を感じていただけることでしょう。命を育む流れやホメオスタシスの働きがより豊かに深まっていく事でしょう。
セッション時の服装
女子・男子とも着替えをご用意せずに、普段着や仕事帰りの服装で受けていただけます。
また、ご自身がリラックスできる服装に着替えて受けていただくこともできます。
ロルフィングに興味を持ってい頂けた方に、単発的に受けて頂けるセッションです。
①ロルフィング®︎体験セッションとして 初めてロルフィング受けられる方・シリーズセッションへと進むかを検討中の方へ、10シリーズでおこなわれている、セッションの段取りやタッチの質感を体験して頂くことを目的としたセッション(詳しくは初めての方へを参照)。
②10シリーズを終了された方で「あの時のあの感覚」を再認識、再体験したいなど、必要を感じた時に受けていただけるセッション。
ご自身で必要な時間(60分/90分/120分)を選んでいただけます。
必要を感じた時や思い立った時、興味を持った時に、重力と調和した姿勢のエッセンスを少しでも体感していただければと思います。
セッション時の服装
女子:セパレートタイプのスポーツウエアや水着・または
タンクトップとショート丈のスパッツや締め付けの少ない素材の短パンなど
男子:ボクサーパンツまたは水着・ショート丈のスパッツや短パンなど
※どうしても、抵抗のある方は、女子・男子とも、ご自身がリラックスできる服装でも大丈夫です。
ロルフィング®セッションについて
重力に対して一番無理のない姿勢を取り戻す方法で、アイダ・ロルフ女史が長年の研究の末に『身体の構造的統合の技法』として理論をまとめ、実践していたものです。
(詳しくは『ロルフィングとは』を参照)。
ストラクチャーインテグレーション・ロルフムーブメント™・ポストセッションの3つから構成されています。
・ワークでの手技は「羽毛くらいの軽く微細なタッチ」〜「涙が出てしまうほどのしっかりとした圧の強さがありながらも繊細なタッチ」までの中で、その方のお身体の状態や受け入れ深度に応じて精緻に調合しながら手技を適用していきます。
セッション時の服装
女子:セパレートタイプのスポーツウエアや水着・または
タンクトップとショート丈のスパッツや締め付けの少ない素材の短パンなど
男子:ボクサーパンツまたは水着・ショート丈のスパッツや短パンなど
※しずく堂では、ロルフィング®10シリーズセッションでは、皮膚組織からの情報も把握しながら各セッションを行っていくため、下記の理由で、上記の服装へお着替えをお願いしています。
皮膚から最深部まで非常に細やかな階層構造となっていますので、アプローチしていく際には、より微細な質感のタッチで、どこまで深く受け入れて頂けるかが決め手となると考えています。
皮膚自体のもつ機能と、筋膜の各層の組織や構造を尊重したロルファーならではのスキルフルタッチによる筋膜リリースはの経験は、他の手技療法とは違った味わいを感じて頂けると思います。実感する効果として施術直後はもちろんですが、時間差で新たな気づきという形で効果を感じ、1週間後や1〜3ヶ月後時間が経っても、ふとした瞬間に効果が持続していることに気づくことがもたらされます。
シリーズを通して、軸骨格とガードルエリアと呼んでいる骨盤帯周囲〜肩甲帯周囲は、セッション進行中の変化の状況を観察するモニタリングポイントです。他の部位へのワーク中も常に反応しており、各階層の変化が皮膚〜皮膚表面の空間に至るまで表現されてきます。それをもとにタッチの質感を調整したり、変化した部分と身体全体とが統合されつつ状態把握を行いつつ、重力と共にあり調和し統合した姿勢へのコーディネションしていきます。
しずく堂でのロルフィング®を経験された、ほとんどの方は、最初は”勇気”と”思い切り”が必要
だったけれど、セッションが進むにつれ皮膚組織の持つ豊かで繊細な皮膚感覚と皮膚機能の働き(身体の内と外の空間との最前線で身体を守る働きを続けてくれている事)に気づかれる経験をされ、皮膚と筋膜の関係性の大切さを実感したというお声を頂いております。
①[ロルフィング®︎10シリーズ]
10のテーマを身におさめるためにシリーズ化してセッションがデザインされています。
一旦カラダの部品を細かくバラバラに分解して、そして重力が流れるようにネットワークを作りながら繋ぎなおしていくような経験をします。各セッションでテーマがあり、各回で分解と再組織化を繰り返しながら10のシークエンスを経験することでカラダ全体として重力バランスが統合された姿勢となって現れます。重力に抗うという関係性から解放され、重力と親み遊びいつでも共にあるという関係性へと成熟していきます。
知覚を通しての探求的な側面として、身体の表層〜深層、そして可能な限りすみずみまでを探求して、筋膜(結合組織)のネットワークと知覚のネットワークとがゆきわたるプロセスがめぐり始めます。するとより細かく分解と統合を、ご自身でコーディネートできるようになるので、身体の自由さが広がっていきます。
お互いの信頼関係をによっても影響されます。好奇心と勇気を持って“内側からの解放”を試みていただくことで、身体の深いところへの到達深度が変わってきます。結果としてより深層からの自由さが備わります。
ロルフィングのシリーズセッションを身体が経験することで、組織的・構造的・機能的に統合の仕組みが身に備わります。それによって“健やかさと可能性を育む”環境が身体の内側で養われていきます。姿勢保持や調整機能の枠組みが筋肉や骨関節から筋膜や結合組織系(テンセグリティー構造)へとシフトしていきます。結合組織の変化はゆっくり進行するため、セッション終了後から年月か経っても、ある日まだ変化し続けている事に気がついて驚く事があるかもしれません。
②[ロルフィング14回シリーズ]
ストラクチャーインテグレーションの10シリーズの事前・表層・深層・統合の各Phaseの節目で4回のロルフムーブメント™セッションを折り合わせて行うシリーズセッションです。
姿勢構造を整えるストラクチャーインテグレーションと動きや表現とをマッチさせて、構造と機能・内空間と外空間・最深部の律動と表現としての身体全体の動きを探求して、より今の自分に適した状態を育て養っていくような時間となります。
身体の最深部の中心から外の空間へ表現していく事が面白く感じられる体験をされる方もいらっしゃいます。
ロルフムーブメント™(RM)について
セルフヘルプ(姿勢・運動の自己調整・自己コントロール)への探求が自律した心身を養っていくこと。姿勢から身体表現・安定性と動きのトーン表現のコーディネーションがテーマとります。
より能動的に、五感覚+固有感覚の機能をフル活用して、空間と方向性への意図を持ちながら、動的にも静的にも姿勢の取り方と動きのつくり方を探求していく過程で、動きと知覚を織り合わせて、今の身体にフィットする動きを紡いでいくようなセッションです。
身体の深いところは、ゆったりとした状態を保ったままで、いつも張り詰めたりしがちな肩なども詰めたりしないで、動きのつながりや表現を探求していく時間となります。
おすすめのスタイルとして、10回シリーズを経験後または、10シリーズのプロセスの中に組み込んで行われる事をおすすめいたします。その理由は、深いレベルでの姿勢統合に必要な要素として、重力と筋膜(結合組織)との関係性が変化し身体構造の統合のサイクルが流れ始めている状態でムーブメントのセッションが行われるのが望ましいと考えています。
実施方法は2通り。①10回のストラクチャインテグレーションシリーズを終了した後にムーブメントセッションとして5回・7回・10回のシリーズへ進む方法。②10回のストラクチャーインテグレーションのシリーズの事前・表層・深層・統合の各Phaseの節目で4回のムーブメントセッションを折り合わせて行う方法。以上の2つの方法がシリーズとして設けられます。また、思い立った時にムーブメントと単発的に行っていくこともいい方法です。その時々の身体の声やテーマに向き合う事で、その人にとって必要な道を歩んでいく事となります。
4、メンテナンスコース
①[定期的メンテナンス]
各組織の質的保善のため、時間と頻度を自由に選べるセッション。
筋膜(結合組織)と他の器官や組織との関係性を一定間隔で整えるセッション。
セッション内容:内臓マニピュレーション/ロルフィング/筋~筋膜~関節機能メンテナンス
時間枠:60分/90分/120分の時間枠から、お選びいただけます。
頻度:お仕事などのご都合にあわせて、2週間に1回・月に1回・3ヶ月に1回・年4回
を目安に内容と時間を設定することが可能です。
②[目的別メンテナンス]
テーマ別メンテナンス:おカラダに気になることに焦点を当てたメンテナンスセッション。
期間と頻度を決めてプログラムを組んでアプローチしていくセッション。
お一人お一人のカラダの機能の特性や不具合などをご相談をして、ご希望に合わせてセッションプランをご提案いたします。
しずく堂でのロルフィング®を、初めて受けられる方は“ロルフィング体験セッション”を設けています。
ロルフィング体験セッションは、10シリーズのセッションで行われているワークの流れとタッチの質感を実際に体験して、シリーズセッションへと進まれるかどうかをより具体的に感じていただく為の時間として設定いたしました。
※気に入っていただけなければ、無理にお勧めしたり、お引き留めは致しません。
直感的に生理的に相性としての感覚的な雰囲気をも含めて、シリーズセッションに進まれるかど
うかをご検討下さればと思います。
※気に入っていただれれば、10シリーズまたは14回のシリーズセッションのスケジュール調整
や進め方などをお打ち合わせさせていただきます。
※しずく堂は、最適な関係性と状態とタイミングでロルフィング®のセッションを経験していただ
けること、そして十分納得のうえ参加していただくことが何よりも大切と考えています。
1)ご自身の身体のテーマについての問診と作戦会議
最初の回は少し長め15〜最長20分間:
主に以下のことを一緒に確認していきます。
①お身体についての質問票の記入。身体の不調やお怪我の経験などを確認。
②身体の動きや姿勢の特性や、これからのテーマや目的についての確認。
③ロルフィング®のワークについての説明と始まりのワーク
2)お着替え(5〜7分間)
3)ロルフィング®のワーク(50〜60分間)
①タッチの質感の確認やタッチの前後での身体の感覚の変化を確認していただきます。
②セッションを通しての変化の確認(セッション前後での姿勢や動いた時の身体の質感)。
③上記の①②を踏まえてシリーズセッションを通して、変化・統合への可能性と見通しの確認。
4)お着替え(5〜8分間)
5)振り返りと水分補給(10〜15分間)
①セッション終了のためのワーク
②セッション前後での身体の変化の確認
(ご協力いただける方には、アンケートをお願いしています。)
③今後のシリーズセッションへの意向の確認
以上のことを確認して、身体と心の声が一致して10シリーズセッションに進むかどうかご検討いただければと思います。
ロルフィングのワークには…信頼とほんの少しの勇気と共に
ロルフィングのワークは、身体の深い繊細なところに触れるものとなります。ですので信頼と相性がとても大切になってきます。また、自ら「身体の深いところの緊張を解放する」「あるがままに身をまかせる」試みをしていく形での参加していただくことが伴いますので、初めのうちは、ほんの少しの勇気と覚悟が必要となるかもしれません。
しずく堂では、ロルフィングを通して、重力と調和した身体を育てていくことは、2本足で背骨を縦にして生きる人間にとって、健全さを養い成熟させていくことの素地となることと考えています。